レオ・デ・ラ・イグレシアのプロトコル(妄想) #ユーリオンアイス #yurionice
リアルの国別対抗戦、盛り上がったねー!「ユーリ!!!」から関心を持って始めて競技を観戦した人たちも多かったみたいで、嬉しい限りです。
そして円盤最終巻のジャケットが公開。勇利とヴィクトルのデュエット、これぞ!という素敵さ…1巻とのギャップが感慨深い。
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— TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」 (@yurionice_PR) 2017年4月24日
嬉しい反面、供給のひと段落が見えてきて寂しくなっちゃうな。
4/29に、何か楽しみにできる今後の予定が出るって信じてるけどね!
作るのが本当に大変なことはよくわかってるし、たとえ来年でも再来年でも、今後にあるよって言ってくれるだけでいいので。
さて本題。
レオくんのプロトコルを妄想してみました。2016中国杯SP。
特長を踏まえつつ、合計点が合うように考えてみた…つもり。配点等ルールは2016/17シーズンです(「ユーリ!!!」は違う可能性あるけど、まあこの方が作りやすいのでご了承を)
手入力だしいろいろ自信がないので、おかしいところがありそう。何か気づいたら是非ご連絡いただけると嬉しいです。はてなコメントでも、Twitter(@saenishi)でも。
・スピンは、リアルトップ選手を参考に、アニメ映像と矛盾しないように構成。チェンジフットとかアニメではわからんけど。レベル4取れてる想定。
・ステップシークエンスの位置は円盤付録のミヤケン動画から判断しています。アニメ本編だと夢中で見ているグァンホンとかのあたり?
・PCSは高めということなのでパフォーマンス、振付(Compositon)、曲の解釈(Interpretation of the Music)は9点。
つなぎ(Transitions)はそこまで目立つものがなかったので少し下げて8.5点。
SS(Skating Skills)は、上位選手ほど出ない気がするので更に少し下げ、端数は合計点の微調整。
ちなみにリアルの2017ワールドPCSについて平均を取ってみたのがこちら。
FSです。SPは係数的に半分になります。レオくんは最終の第4グループにはギリギリ入らないけど、第3グループ平均よりはずっとPCS高そう。
奇しくもリアルのジェイソン・ブラウンの位置ですな!
ということで他のバランスもあり、FSなら87.67、SPなら43.68って感じになりました。
・エレメンツの質は作中であまり言及されていないので、BVとPCSから逆算し平均を出しつつ、ステップシークエンスは高めにしてみました(GOEは本当はジャンプの難易度によって係数が違います。今回はざっくり一律ですがご了承を)
そして、中国杯FSは大きく崩れたレオくんですが、前回書いたとおり通常はある程度きっちり取れる点を取ってきていたはず。
4回転を入れずにここまで戦えていることから、苦手な種類のジャンプは(3回転では)ないと想定。そうすると、現行ルールは繰り返しジャンプに厳しいので自然と構成が決まってきます。
ということで、レオくんのノーミスFSプロトコルの妄想がこちら!
アニメでやってすらいない演技の妄想とか我ながら頭おかしいね!
・PCSはSPと同じで係数だけ変えました。
・スピンも考え方はSPと同じ。リアル競技の傾向を参考にしました。
・ジャンプ構成は標準的なあたりで最大の点数が取れるようにしてみた(3回転の最後3Fとかリアルでいますけど、標準じゃないから!)
で、何でこんなのを作ったかというと「ユーリ!!!」界での2016ワールドの結果をもう少し考えてみようかなと思ったのでした。2016GPシリーズ出場選手たちの成績も気になるけど、勇利が全日本ボロ負けで出られなかった2016ワールドに出た日本人選手は、一体どの辺の順位だったのか?とか。
とはいえ、フルで演技構成がわかる選手が少ない。
そんな中、4回転がないレオくんは比較的妄想プロトコルが作りやすかったのでした。
以降は、多分ここまで作りません!笑
妄想にお付き合いいただきありがとうございました!
続く!
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レオ・デ・ラ・イグレシアの特長をジェイソン・ブラウン選手から考える(昨シーズン世界ランキング考え中) #ユーリオンアイス #yurionice
リアルのフィギュアが忙しくてご無沙汰でした。いやー世界選手権すごかったねー!そしてもうすぐある国別対抗戦も豪華すぎる!
…とか言ってると、あっという間に5月になって公式ガイドブックが出てしまう!設定資料も出てくるようなので、このユルい考え事もそこまでに区切りをつけたい…
「ユーリ!!!」界昨シーズンのWS(世界ランキング)について考えているわけですが、ここまで考えた中だと、
上位がヴィクトル、クリス、JJ、ユリオ。JJやユリオと同じくらいのところにオタベック。
以降、レオ→ポポ→勇利→ミケーレ→エミル→スンギル→グァンホン→ピチット。
で、レオくんは自ら振付を手がけ、「4回転こそないが、音楽を大切にしたプログラム表現で、演技構成点の評価は非常に高い」(円盤のSeason Guideより)という設定になっています。
フリルも露出もない一見フィギュアスケートっぽくない衣装や髪型、そしてヒップホップの選曲はとても個性的!
だがしかし。クワドジャンパーたちを超えた成績を出しているというのは、ちょっと意外。
というのは「音楽を大切にしたプログラム表現」は、観客を魅了する力としては強力なんだけど、点数につなげるのは難しいんだよね。
ちなみにリアルの競技で「四回転は入れてないけど曲の解釈が素晴らしく、演技構成点が高い選手」の筆頭と言えば、やっぱりジェイソン・ブラウン。レオくんのコーチがジェイソンの振付師ロヒーンさんと似ていることからも、連想する人は多いかと思います。
先日の世界選手権では、SPが93.10!という素晴らしい成績でした。
ただ、ジェイソンの強さって「曲の解釈」だけでは全然ないんだよね。
世界選手権のSP結果*1を元に、ちょっと紹介したい。
まず基本のスケーティングがよく伸びる。振付のターンの連なりで、リンクをどんどん進んでいく。ただクロスで濃いでるところが少なく、演技に溶け込んだ技がこれでもかと盛り込まれている。
ジャンプの質がよく、前後の動作も工夫されててGOE加点をしっかりもらってる。
今のトップ争いは本当にハイレベルで、こうした特長は他の選手も持っているんだけど、ジェイソンはスピンがすごいのである。
試しにSPでちょろっと集計してみました。
(ざっと作ったので、数字や計算が違ったらぜひとも教えてください…)
うわー今回、僅差ながら羽生選手にもジェイソン勝ってた!
スピンって配点があまり高くないので点差としてはそこまでにならないんだよね。ステップも個人的には、五輪後GOEやPCSがかさ上げされるなら、スピンとステップも見直してほしいと思ったり。
…そして男子には稀有なものも多い難ポジションのスピンや、バレエジャンプやスパイラルなどつなぎの技の充実ぶりは、柔軟性の高さに基づくものなんだよね。
この柔軟性が、レオくんからちょっとあんまり感じられないんだよな…
って思ってたんだけど、円盤の!宮本賢二振付動画が!!ヒップホップ特有のしなやかさ!!!ラップに入るところとか超かっこいい…
そして踊りながらもディープエッジでキレのあるステップ…
これは、4回転なくても点数が出そうだな!
レオくんは振付動画とのギャップが最も大きいかも?笑
とはいえ、レオくんのスピンのキャメルポジションは足が曲がってたり、あまり深いシットポジションがないので、スピンはそこまで得意じゃないという描写なのか?もしそうだとすると技術点がそこまで伸びないので、中国大会SPの87点台を出すには演技構成点がかなりいりそうです。
Performance、Composition(振付)、Interpretation of the Music(曲の解釈)がジェイソンレベル、9点近くほしいねー。
中国大会FSは3Aがパンクして、159.23。クワドのない彼にとっては痛い…
そんなこんなでWS考察に戻ってみると。
彼はGPシリーズアメリカ大会が初優勝。つまり2015/16シーズンもその前も優勝してない!それでもWSが結構上ということは、3年前からコンスタントに結果を残してきたということ。
ジュニア~シニアデビューしたての頃、まだジャンプではそこまで差がつかない中、自分の世界をしっかり持ってたことから演技構成点でアドバンテージがあった。高難度ジャンプに頼らない分、大崩れすることがなかったから、安定した成績が残していたのかも?
続く!
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昨シーズンまでの若手ズ戦績を考えてみた(難航) #ユーリオンアイス #yurionice
「ユーリ!!!」界の世界ランキング(以下WS)考え中です。
今回材料が少ないので妄想が多いです、よろしく!
さて昨シーズン(2016)四大陸選手権3位のピチットくんよりグァンホンの方が前年WSが上。
わかることを拾い集めてみる。
・WSのポイントはジュニアが低い。シニアGPは1位だと400点だけどジュニアGPは250点。GPFだと、シニア800点、ジュニア350点。*1
・2016GP中国で「中国の若きエース」と言われている。
つまりグァンホンはジュニア時代トップクラスかと。
もちろん、勇利が出てない2016GPシリーズに出ている若手でグァンホン<ユリオなスコアの子がいる可能性はあるんだけど、やはりモブ選手よりは贔屓して2015/16シーズンはGPF、Jワールドとも2位と想定してみます。
2014/15はオタベックもいたね。なんならピチットやレオもいた可能性がある。シニア選手が全員ジュニア時代から強いわけじゃないし、今の実力からここを出すのは難しいですね。
ただ、バレエが苦手なオタベックはそう順調じゃなかったんじゃないかと思う。
ユリオは4回転なしでジュニアタイトル総ナメしていることや、グァンホンが2016GPシリーズ時点で4Tが安定してないことからすると、この時代のジュニアはクワドジャンパーは多分ほとんどいない。
ジャンプが最大3Aまでだと技術構成が似てくるし、スピンレベルやGOEは大きいと思うんだよね。バレエで培われる柔軟性や体幹の基礎はもちろん全てではないけれど、スピンで難しいポジションをすばやく取り持続できるか、には確実に影響する。
オタベックはそのコンプレックスをバネにして、他にできることを頑張ったんだろうなー。
とはいえ、オタベックはクワド種類特別多くないし、演技がエキゾチックである以外あまり特徴を思いつかない。予備動作なしで突然ジャンプ跳ぶ系?だがしかし作品の都合上そういう選手結構いるような…ちょっと別に考えてみたい。
さて話を戻して。わかんないところは一旦わかんないまま進みます!
ピチット&グァンホン、ざっくりこんな感じ。
グァンホンは今年B級大会出てたし、前の年も出てたかもしれないけど、その辺はピチット君も同なので、二人を比べる指標としては割愛しました。
この先また変わるかもです。
以前のエントリで書きましたが、今シーズンGPSの滑走順が世界ランキング(以下WS)順とした場合、WSが高い順に
レオ→ポポ→勇利→ミケーレ→エミル→スンギル
これと別に
(勇利)→グァンホン→ピチット
になる。
で、グァンホンはミケーレ、エミル、スンギルと並べたときどこになるのか?
これまたざっくりだけど、うーんスンギルより下かなー。
2016GPロシアのスンギル実況で
「4Loを習得し世界で戦う武器を手に入れてもなお、自分の殻を破りたいとスンギル自らマンボを熱望したそうです」
と言ってることから、昨シーズン既に4Loを実戦に入れている。
そしてステップシークエンスも「情熱的」「超絶ステップ」と賞賛されてる。
これは「無表情」をマイナスしても、4Tがやっと試合で入るようになったグァンホンよりは上ではないかと。
なのでこの先、昨シーズンのWSは
レオ→ポポ→勇利→ミケーレ→エミル→スンギル→グァンホン→ピチット
の順と想定して進めてみます。
続く!
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ユーリ!!!on ICEフィギュアスケートを100倍楽しむ集中講座 夜の部メモ #ユーリオンアイス #yurionice
ちょっと時間が経ちましたが、自分ツイートなどをまとめておきます。
もっとしっかりレポ書いてる人がいるので、あくまで自分メモ…
ピチット君の戦績を考えてみた(世界ランキング考え中) #ユーリオンアイス #yurionice
世界ランキングを考えてるわけですが、昨年以前の成績は手がかりが少ないのでそう簡単には出ない…。地道に各選手の戦績を考えてみる。
今回は若干材料が多い、ピチット君について。
世界ランキング(World Standings)を考えてみた その2 #ユーリオンアイス #yurionice
前回の続き、世界ランキングについてです。前回の表をちょっとアップデート。後続はまだ埋まらないけど、けっこう意外なことも見えてきた。
前回書き忘れましたが、もうひとつ前提。
・GPシリーズのSP滑走順は、前年の世界ランキング(以下、World Standings=WSと表記します)の低い順。
リアルでは2015/16までの方式ですが「ユーリ」界はこの方式のようなので。
つまりJJとユリオの2016GPロシア滑走順からすると、2015/16シーズンのWSはJJが上。
ユリオは2014/2015がジュニアデビューシーズン。なのでGPS&GPFの2nd best、つまりジュニアGPシリーズを推測すれば前年ポイントが出ますね。タイトル総なめってぐらいだから、各年どっちかは1位だろうと推測。
そうすると2200ptとなるほどアイスタイガー(自称)な高得点。
JJは、2015/16シーズンを単純に足すだけで1888ptなので、これに313以上上乗せすればよいことになる。過去2年に313ptは確実に取ってるだろう、と推測するとWSはユリオより上になる。
内訳はわからないけど、
・今年度「新勢力」と言われている
・若い頃はレオ君コーチ(リアル選手ジェイソンブラウンの振付師ロヒーンさんに似てる女性)やチャオチャオと組むも上手くいかなくて苦労していた
ので、そこまで活躍してないと推測。
ということで前回の表を更新してみた。
オタベックは材料が少ないのでちょっと置いときますが、2016ワールド3位なのである程度上の方、ユリオやJJと同じくらいと思われます。
そして、これ以下の順位はなかなか難しい…
とりあえず滑走順=前年WSを考えてみる。あ、間のモブ選手はさくっと無視しまーす。
2016GP中国滑走順を振り返る
ピチット君は第一グループ、1番滑走。
グァンホンがその後で、やはり第一グループ。
第一グループの最終滑走が勇利。
#今第6話見直して気づいたけど、勇利を見守る第二グループ勢に色白で髪がライトブラウンのモブ選手がいますね。後ろにいるグレーのダウンコートの人はアジア系っぽいけど彼のコーチだろうか。
第二グループは、ポポ→レオの順。しかしSPの得点は、ポポ98.17、レオ87.98。どっちもキスクラで喜んでるので、PBと出てないけどそれに近い点なのかな。
ポポさんは3A、4S、3Lz+3T*1とジャンプ構成は結構高め。
レオ君のSPはアメリカ大会よりブラッシュアップされている…とあるけど、クワドはなく、3A、3F+3T、3Lz。
実力だとポポさんが上だけど、前年WSはレオくんが上だったようです。
とはいえ第1戦アメリカ大会はレベル低めだったね。優勝したレオ君がどんなにフリーよくても、クワドなしだから限界がある。シニアデビューしたグァンホンが3位だし。2位のオタベックはあまりいい出来じゃなかったと思われる。
2016GPロシア滑走順を振り返る
第一グループはスンギル、エミル、ミケーレの順。
勇利は第二グループ。
ちなみに前後しましたが、第二グループが勇利、ユリオ(、JJ)という滑走順なので、前年WSは勇利よりユリオが上。そして2016/17シーズンも今のところユリオが上なので、GPF終了時点のWSはユリオが上。
前年WS順
並べると、
レオ→ポポ→勇利→ミケーレ→エミル→スンギル
これと別に
グァンホン→ピチット
になりそうです。
ピチット君2016四大陸表彰台なのに意外!
そしてグァンホン、昨年ジュニアでは結構頑張ってた?ジュニアシーズン最後2年、ずっとユリオが上にいたけど、一緒に表彰台乗ってたのかなあ。
ユリオよりグァンホンの方が年上だけど、お互いどう思ってたんだろう。
続く!
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*1:テレビ放送版では3Lz+3Loって解説で、ロシア大会でのミケーレ解説と矛盾してましたが円盤では3Lz+3Tに修正されてたのでこちらを採用します