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Dailyscape Fragments

今は「ユーリ!!! on ice」の話ばかり。普段はお笑いやフィギュアスケートの話など。ちらかっててごめん。

Twitter ID: saenishi

私にとって「ユーリ!!! on ice」は大体「本格ミステリ」だった

ブログ書くの久しぶりだ。

そんなわけで「ユーリ!!! on ice」にドはまりしています。

「本格フィギュアスケートアニメ」が作られているらしいことは、ミヤケンが振付で関わっていたこともあり、スケートクラスタ界隈でも話題になってた。

ただ、スケートファンの視聴に耐えるのは難しいだろうなと、正直期待してなかった。楽しくツッコミながら見れたらいいなと。

だんだん放送が近づいていて、グランプリシリーズ(以下GPシリーズ)をワンクールで扱うという記事を読んだ時は目を疑ったね!無茶すぎる。

 そして逆の不安が湧いてくる。もし本当にスケートファンが楽しめるものができたとしたら、それはスケートを知らない層にそっぽを向かれるのではと。

アニメとして成功させるには、全くフィギュアスケートを知らない人に楽しんでもらわなくてはならない。でもそのためには現行のルール、採点方式は非常に難解。

たとえば、あるジャンプを跳んで着氷した選手と転倒した選手がいたら、普通着氷した選手の点が上って思うよね。それが実際は回転不足だと転倒より下回ったりする。
また、同じジャンプを跳んでよい回数が決まっていて、跳びすぎると減点される。
単純な技術点の足し算だけで決まるのではなく、演技構成点が別にあり、これがまた、選手自身もよくわからないとこぼすほど面倒!

…ってこんな細かい説明をアニメ内でとても尺に収まらない。

で、GPシリーズを描くとしたら、他の選手もある程度描かなくてはならない。

日本の選手が全然出ない試合を深夜に放送することがあるけど、たとえば男女各3人の演技でも番組的には1時間近くにはなる。そもそも、ショートプログラムでも2分半あるわけで、アニメのストーリーがある中では実際と同じ尺は取れないはず。主となる選手はある程度演技に時間を割くとしても、脇役選手は「こんな演技をしました」ぐらいになる?それはそれで、きっと物足りないよね。

…そしていざ、作品を見てみたら。

 

これは奇跡だね。

見ている間本当に夢中で、幸せだった。

 

アニメ作品としてのキャラクターやストーリー、映像の魅力が圧倒的なのに加え、スケートファンとしての希望も存分にかなえてくれた作品だと思う。

もちろんリアルのスケートに敵わない部分はたくさんある。

でも、アニメで伝えたいのだという強い意志が漲っていて、それがリアルのスケートではできないことまでやってくれたなって思う。

作品として素晴らしいので、もう描かれている内容そのままを受け止めれば十分面白いんだけど、スケートが好きでリアル競技の実際を知っていると、同時にもう一つ世界が見えるんですよ。

作中内の演技で描かれていない部分を脳内で保管できて、どういうタイプのスケーターか、果ては今までのキャリアまで想像…いや、妄想が広がる。

そして、制作側がアニメという表現や尺の制約といかに戦っているかを想像する。

作品を見ていてちょっとひっかかったところをそうやって考えるのが、私はすごく楽しかった。

…で、これ、既視感に溢れてまして。

本格ミステリ読んでるときと、そっくりなんだよ。

そりゃー私、夢中になるわけだね…。

 

ただ「本格ミステリも好きでスケートもそこそこ好き」と言う人が近くにいないので、同意してくれる人が回りにいないのであった。

お茶の間観戦が基本だから、スケートクラスタ仲間がいないからなー。

そんなわけではけ口がないので、これからブログに吐き出そうと思っています。

 

ちなみに「ユーリ!!! on ice」は、スケート全然わからなくてもミステリそんなに興味なくても面白いので、よければご覧ください。今ならあちこちで観られます。

 

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