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続きを読むGOMES THE HITMAN LIVE2026 “Band de Bel Canto 2nd round – MACHIDA”@まほろ座MACHIDA
久々にGOMES THE HITMAN ワンマンに行ってきました。
なお、まほろ座の料理がおいしかった話が長めです。
まほろ座MACHIDAは町田駅からめっちゃすぐ。
今回場所を調べていて知ったのだけど、キンモクセイの佐々木良くんが店長!
知ったあと久しぶりにキンモクセイ聴いてました。
後のMCによると彼が山田君に声かけてくれたんだね。「いい後輩!」(by 山田君)
初めて行ったまほろ座は「エンターテインメントレストラン」で、客席にしっかりテーブルと椅子がある。今回前売りチケット買ったら「2オーダー制」とあったんだけど、なるほどレストランだから料理がしっかりある!スキレットで熱々の肉料理とか出てくる!
もちろん飲み物だけ頼むこともできるけれど、お料理とても美味しかったので頼んでよかった。今ドリンクチャージ700円ぐらいが相場かと思うんだけど、こちらメインの肉料理が900円とかからで、なんならもう少し値上げしてもいいのではと。持続可能であってほしい。
ライブは二部制になっていて、途中15分休憩の間に飲食の注文をしたり、トイレに立ったりできる。テーブルと椅子の席だから全体的にゆったりしているので席を立ちやすいのもありがたい。
さてライブ!第一部は8曲中8曲が「新曲」!
ライブで既に披露している曲もありつつ、未リリースの曲で第1部が終わるという、豪華であり、でも早くリリースしてーーー!とも思う。
「新しい朝のワルツ」が好きだな。家でシンギングパートを口ずさみながら聴きたい。
MCで山田君が「新曲後メンバーのグループLINEに投げても、全然反応がない!でも直後のリハに行くと、曲をどうするかどんどんコメントが出てきて『聴いてんじゃん』!」に対してけっちゃんが「(たとえばある時)『いいね!』って返したら、次の時返さなかったらダメだったみたいになる」のが気になると。
どっちもわかるなー。そしてGOMES独特の距離感自体は私はなんか好きで、あとこれは勝手な思い込みかもしれないけど、だからこそ30年もやってこれている部分もあるんじゃないかな。
堀越さんはすっかりギタリスト姿が板についてて。キーボード/ピアノとの往復が大変そうだけど、どっちの演奏も聴けるのは嬉しい。
第二部は、比較的昔の曲が多いセットリスト。7月頭に「光と水の関係(『weekend』)」が聴けると、夏が来るっていいな!と思える。第二部ラストが「baby driver(『memori』)」なんだけど、テーマが似てて違う年代にできた曲を楽しめてよかった。
そして出来たての新曲!「おねがいshooting star」は、なるほど「サテライト」路線のキャッチ―な曲。山田君が「この曲初めて聴いても、最後の方にはサビみんな歌える」と言った通り!帰りも頭の中を流れていました。
この曲のタイトル(出典は後で書くけど山田君のブログ)、サビそのままなんだけど、20代の山田君だったらたとえ思いついても絶対採用しなかったんじゃないかなという率直さ。良い。
第二部はあっという間に終わり。新曲がたくさん聴けると楽しい反面、既出の曲で「あれも聴きたかったな」「これも聴きたかったな」が発生してしまうのがジレンマ。
そこにアンコールは「手と手、影と影」「雨の夜と月の光」でありがたかった。
追加アンコール、サテライトはその場で決めたっぽく、みんなスッと演奏できるのすごいなー。もちろんミュージシャンなら当たり前かもしれないけど、GOMES既に持ち曲がすごい数だからさ…
メンバーの活動紹介、ライブの日程はしっかり告知して!笑 でもそれぞれ充実した活動ができてそうで何よりだなあ。
セットリストは山田君が出してくれてます。
久しぶりに会って話せた人もいて楽しかった!!!
新作レコーディングが進むように願っております。
Dreams on Ice 2026 観戦メモ(2)
続きです。
前回↓
女子シングル:第2グループ
1 青木祐奈 【FS】 Cirque De Soleil
初日、公式練習からみられるとはいえ、14:30にこんなに大勢入場者がいるとはちょっと予想以上。入るのに時間がかかり、着席したらもう曲かけ一人目スタート…でいきなり青木祐奈さん!
青木さんは4月頭に昨季の最終試合リリーカップに出場し(素晴らしい凱旋公演でした!)、5月にサイニチHD杯のオープニングセレモニーなんかも出て、その後FaOIではソロ、友野君とラ・ラ・ランドコラボ、with 家入レオさんと3曲出演と大忙し。
これはDOIはまだ仕上がってなくても無理もないだろうな、ぐらいに思ってたんだけど、出演順リスト見たらFS!4分滑ってくださるー。ありがたい。
滑り出しのポーズはちょっと不思議な感じ。動き出した途端、ジャッジ側(に初日いました)に目線が来る。ドキっとしてその後ちょっとぼーっとしちゃうのでこれから見る皆さんご注意ください。
曲ははっきりはわからなかったけど、幻想的で、もしかしたらシルクドソレイユ…?(たまたま当たりました。オーでやっとはっきりわかったという)
既存プロ?と思うぐらい、スムーズなムーブメントの美しい振り付け…公式練習の曲かけ1曲目なので、ジャンプ他エレメンツは抜きつつ。こういうイメージのFSなんだよ、とイメージだけ先にもらったような感じ。
その後、ジャンプの調整では3Lz3Lo成功!シーズンオフがあまり長く取れなかった故にジャンプが昨季後半からの絶好調なままなのか?
オイラー入り3連続が入って「おおー」となってたところに+2A跳んでびっくり!
今季からオイラー(Eu)が無得点になり、3連続ジャンプが1st (+ Eu) + 2nd + 3rd、と飛べるようになったと聞いていましたが、青木さんがいきなりやっちゃうとか…
というか(昨季まででいうオイラー入り)3連続跳び出したの2~3シーズン前からじゃないっけ…?
もう青木さんの公式練習でチケット代は元を取ったというかお釣りが来そうでした。
ちなみにピンクベージュっぽい衣装でした。
と、公式練習が素晴らしかったので期待も高まった本番。
シルクドソレイユの世界観を、可動域が広くてバリエーション豊かな振付の数々で表現し、3Lz3Loも3連続も跳んだジャンプ全部降りて、逆回転のスピンも見せてくれて…
期待を軽く上回る素晴らしい出来でした。全日本かのような仕上がり…夢かな…
千穐楽、3連続に入った時ちょっと体勢崩したように見えたのですが、大オイラー入れて滞空時間に姿勢整えて3F、そのまま2Aまで入ったのすごかった。あのオイラーは加点すべき!技です!
あとコーセーさんがヘアメイクをしてくださったらしいのですが、パールで前髪を飾ったスタイルが素敵でした!
ちなみにファンミーティングでの話によると、シルクドソレイユをこれから観に行くそうです!観てなくてもこんなに素敵なの!?
一体シーズン始まったらどうなってしまうのか…?
観戦しづらいと評判の会場のNHK杯ですが、これは観に行かねばならんか…
もう一つファンミで印象に残った話。思い入れのある衣装で、引退を考えていたシーズン(2023/24)の「She」は、小さいころ着た衣装のイメージだったとか。
こちらの衣装かな。
2015年頃までの写真探したら以下が。ピンクの衣装あり。それともここにはないかな?
関係ないけど昔のお写真も、どれもかわいい…
2 千葉百音 【SP】「007スカイフォール」より
千葉百音さんSPは007!スカイフォールでは女性らしさが強め、からのメインテーマ、アピール力抜群。
衣装、カッコよくてセクシーなのに、どこか品の良さが出てしまうボンドガール。素敵。
ガーターベルトぽいアクセントデザインが世界観を表しつつも、百音さんのスピンポジションがいかに美しいかみんな気づいてしまう罠になっていて巧妙〜。地面(氷面)と平行にラインが入ってるデザインってどれも、シットでしっかり沈んで、キャメルでしっかり後ろに足上げて、レイバックやI字の時に軸足がしっかり伸びてるかわかっちゃうんだよね。ポジションに自信がある人が着られる衣装…
いつもの百音さんらしく、この時期にして振付やエレメンツはかなり揃ってるんだけど、最終日は練習(見学させていただきました!)で2Aにちょっと苦戦してた。昨季かおちゃんがやってた、直前にアップワード姿勢(スピンじゃなくてもこう呼ぶのかな)を取ってから跳ぶやつ。一旦直前動作なしで跳び直してたりした。さらっとやってるけど本来めっちゃ難しいよね…と改めて思った。本番では無事成功!さすがの修正力。
あとからメディアの写真見ると、メイクが映えてて一層ボンドガールらしくて素敵でした!今回はコーセーがやってくれたのかもですが、このプロは普段の競技も是非今回ぐらいしっかりメイクしてみてほしいな!
2日目だったかな、髪をサイドだけコーンローにしてたのもカッコよかった。が、アレは大変だよね…百音さんが競技に集中できるスタイルでOKです!
3 中井亜美 【SP】Por Una Cabeza
中井亜美さん、タンゴに挑戦と聞いてたけど、浅田真央さんEXでおなじみポルウナ!!!
亜美さん、昔からやりたい曲だったんだそうで。(DeepEdgePlusインタビューより)
真央ちゃんが滑ったのって、今の亜美さんとちょうど同じ年くらい。EXだったのもあり、天真爛漫さが印象的だった。
亜美さんはハツラツとした笑顔はあどけなくて可愛いけど、憂いを演じるのは年齢の割に長けてるなと思う。シェルブールとか素晴らしかったし。このプロも爽やかな艶っぽさがもっと出てきそう。
3Aは苦戦していたけど、優雅なパートとパッション溢れるところの起伏があり素敵でした。今季の仕上がり楽しみ!
今回のプログラムでは観客アピールタイムが入っていて、真正面だった観客から歓声が上がってましたが、本来はフェンスでやるとのこと!ファンミでは
「振付のシン・イェジ先生に『私をナメてはいけないよ』って感じでとアドバイスされている」
と言ってました…。指をノンノンするところかな。
ど、どこのフェンスですかね?ジャッジ席??くらったジャッジはその後果たして仕事ができるのか???
赤黒の衣装は、同じMFアカデミーの牛山胡香さんのものとか。そのままでも素敵だけど、新作衣装も楽しみ。
ゲストスケーター
坂本花織 A Million Dreams
思い出のプログラムの振付がいっぱいのこの曲、五輪の頃は花織さんが競技を去ってしまう寂しさでいっぱいだったけど、少し落ち着いて見られたかな…まだまだ健在の、力強いスケート。圧倒的2Aとそのままワンステップのままターン踏んでく様は圧巻でした。
まだまだアイスショーにいっぱい出てほしいな。
千穐楽挨拶で、島田麻央さんに「花織ちゃんと一緒に出たかった」って告られてたの可愛かったー(両方)
かおちゃんファンミーティングではうたまさと一緒のグループ。昔からの仲が垣間見られて楽しかった。「スケートを練習しているけどモチベーションが上がらない」という方へのアドバイス、最初はええーわからへん~みたいな反応だったけど、
「敢えてレッスンを予約して行かざるを得ない状況を作る」
と、彼女の足跡が伺える回答でした。コーチ坂本花織先生も楽しみ!
男子シングル:第2グループ
1 友野一希 【FS】It's a Beautiful Day
光が差すような曲調で始まる。Queenかー、今季は多くの人にポピュラーなわかりやすい曲にしたんだね。盛り上げやすそう…と観てたら、いやいやいやいや、前半全然ボーカルがなくない?
壮大な曲だけど、各エレメンツ演技は全然手伝わない!笑
スケート技術で魅せなければ成立しないやつ!!!
全身でリンク全体を駆け回るようなステップ。いつも以上のリンクカバー率では。滑り終わった後「ちょっと待って…」のポーズで固まるほど息が切れていて!いやー大変。だけど、会場の端のお客さんまで届く演技だなと。
五輪争いが終わり、もう少し自分が楽しく滑れる方を優先するのかと思ったら、チャレンジャーぶりは続くみたい。すごい。
演技中、上を見上げてることが多い。観客の視界を広げる、空間を広げるような効果もあるけど、何より、上のスタンド席や角でリンクから遠い席のお客さんまでコネクトできる。離れた席から観てると、こっちをみてもらえることって少ないからとても嬉しく感じるんだよね。観客を置いていかないところは健在だなあ。
衣装はシンプルな白シャツだけど、仮かな?今回のも光り輝く感じで美しいけど、氷に同化しちゃうので白シャツならもう少し腕とかに飾りほしいかも?
今季もみんなにa Beautiful Dayを届けてください!
2 山本草太 【SP】 Tombeau de Vivaldi (Spearfisher Remix)
高橋大輔選曲、村元哉中振付と聞いていてとても楽しみだった本作。ダークで弦楽器が効いたちょっと難解そうな、なるほど大ちゃんが好きそう!でも滑るの大変そう!!な曲。衣装も大ちゃん好きそう。カッコいい。
近距離で草太くん観るのは大変久しぶりなんだけど、こんなにスケートが大きかったっけ…。質感が変わったような気がする。思い込みかもしれないけど高橋大輔みを勝手に感じます。実際、滑走屋出演の影響は大きかったんじゃないかな。イーグルをはじめとした美しい技に、重厚さや動きのタメが効いてて、いやーカッコいい。
そしてジャンプが安定してる。降りた時よく伸びる。弦楽器と相性がよいタイプのスケート。
草太くん比ではシンプルに滑っているところが少なくて、振付が細かに織り込まれている。まだまだこれから仕上げていく感じかな。草太くんもチャレンジ演目だね!笑
で、フリーは宮本賢二先生による「これまでにやったことがない」「かっこいい一面を」ということで↓、SPもFSもかっこいい草太くんが今年は見られてしまいますね!
いやー、ベテランに向かってアレなんだけど、上手い。もともと、怪我と戦ってた時代にスピンが磨かれているし、滑走屋で表現力に幅が出てきているし、これでジャンプが好調なら、これはトップ争いに来る感じだったり?しちゃう?
今季新ルール、FSのジャンプ構成変更は単純に数が減る面では、高難度ジャンプを多く跳べる方が有利。しかし相対的にはジャンプ以外の要素が強まる面もある。コレオスピンの存在が気になるところ。どうなるかなー。DOIはSPが多いからまだまだ未知数ですね。
3 三浦佳生 【SP】 Historia De Un Amor/Gopher Mambo
ショッキングピンクの衣装!ど頭から直球のマンボ!
いやー会場の期待の歓声がすごい!
それに答えるドヤ顔満載の佳生くん!ガンガン踊ってジャンプもガンガン跳んでて、とにかくエネルギッシュ!楽しそう!
本当に体がよく動いてるんだけど、大変申し訳ないが大ちゃんの幻影がたまに視界に浮かびます…
大ちゃんが使ってたことで客が絶対盛り上がるのがマンボのいいところだが、観戦歴が長い観客の大ちゃんイメージをかき消すくらいのアピールが必要な過酷さもマンボの側面…がんばれ!
持ち味のスピード感が、ステップのターンに生きるようになってきている気がする。めっちゃかっ飛ばすというより、踊るのを観てたらいつのまにかめっちゃ移動してる!みたいな。どんどん成長するなあ。
ちなみにFSのジキルとハイドも楽しみです!
ただショッキングピンクの衣装はなかなか難しい…色白の佳生くんの顔がグリーンに見えてしまうー。多分変えてくるかな?ビビッドな感じにはなりそう?
あ、オープニングやフィナーレも元気いっぱいでよかったです。千穐楽フィナーレザワついてたのを見逃したんだけど、なんだったんだろう。超踊ってたのかな。
まだ観客撮影がOKじゃなかったのが残念!
4 佐藤駿 【SP】愛しみのチャルダッシュ
駿くんが、「滑ってるイメージが浮かんで」自ら選んだというチャルダッシュ。意外な選曲だなと思ったけど、高速ステップ踏むのがめっちゃ楽しそうで!
ジャンプ技術が突出しているけど、他にもいろんな技術のポテンシャルもたくさんあるのだろうし、新しい魅力を磨いてくれるのはとても嬉しい。
スケートの質感からすると、駿くんはさらっと軽やかなタイプで(私見ですが)なるほど高速ステップ向いてるのかも。きっと本人的にはまだまだこれからかもしれないけど、十分見ごたえあるステップでした。スローテンポのところは、昨年までのシゼロン振付で磨いた表現力が生きてる。
鍵山くんがいないシーズンのエース候補でありつつも、いつも通りマイペースな感じなのはいいね!
千穐楽はフィナーレ周回、退場の後、かおちゃんがみんなを連れて出てきてセルフィ―。花織セルフィ―を再び生で観られて嬉しい。
最後ジャンプ大会!本編フィナーレの後フライングしそうになってた璃士くん太翔くん。千穐楽の競技プロは太翔くんが素晴らしいノーミスだったので、メラメラ燃えていたであろう璃士くん成功!ジュニアとシニアに分かれても切磋琢磨してください!
次は佳生くん蛯原くん。最近は一緒に練習する機会があるのかな?ともあれ仲良さそう。佳生くん成功、蛯原くん惜しい!
そしてベテラン友野くん草太くん。送り出されてから二人でしばらく何か話していたような?その後二人とも美しい3A。
そして最後蛯原くんがリベンジ!先輩たちも見守る、超プレッシャーな局面でお見事4T成功!ハートが強い!
めっちゃ嬉しそうでこっちも嬉しくなりました。大トリがんばった!
台風2つのシークエンスに襲われた今回のDOIでしたが、無事開催されてよかった。遠方からだと来られなかった方もいるのかな…ダブル台風は進路が読みにくいので、イベント主催側も開催可否が難しくて大変だよね。きっとまた来年同時期にあるので、空気読みなさいね!>台風
順位の着くハラハラなしに、本気の競技プロが次々と楽しめるDreams on Iceは一番好きなイベントかも。公式練習もたっぷりみせてくれてありがとう。
どうか今後も続きますように!
—-
以下はイベント自体への個人的な感想。
興味ある方だけどうぞー。
今回、普段あまり取れないジャッジ側席が取れて、やはり「演技正面」の価値を思い知る…
競技に近い形式なら、座席はジャッジ側とその他はもう少し価格差をつけた方がいいんじゃないかな。選手により近いことを優先したい人はあえて反対側を狙ったりもできるし。
あとスタンドSS席の後列は、前列との段差がない上に椅子が前後揃ってて、前の人で視界が大分遮られる…しかも前の人は背が高くて結構残念な視界でした…。
アナウンスで「手持ちバナーは胸の位置で掲げてください」ってアナウンス聞きながら暗たんたる気持ちに。
選手にまったく見えないんですが?
…応援するなと?
(アナウンスご担当者様が悪くないのはもちろんわかっております…)
段差を上げてくれ、はきっと難しいんだろうけど、パイプ椅子を前後でずらしてもらいたい…何ならずらすの手伝うから…
座席がわかりづらくなる?それを言うなら最前列なのに表記は「2列」だったりするので既にわかりにくいので!変わらないよ!
同じ席種でも、前列だとその下は段差が大きくついててとても見やすいんだけどね。座って観る時、選手の表情がみやすいし、氷上より全体が見渡しやすい。本当に同じ値段なの納得いかない…いろいろなご都合があるのでしょうが。
公開練習の見学ができるのは大変嬉しいので、できれば続けてもらえるとありがたい。
もし選手の負担になるなら申し訳ないかな…と思っていたけど、ファンミーティングで真壁さんが「観客の前で滑ることが、選手たちの成長につながる」と話してたので、であれば、負担にならないとは言わないが選手側にもメリットがあるのかな。だといいな。
選手たちに還元されるなら有料でも良いですが、それはそれで位置づけが難しくなっちゃうのかな。ともあれ続けてくれると嬉しい。
ファンミーティング、初めて参加して楽しかった。けど、どうせなら一人ずつが短くなってもいいから出演者全員観たかったな。ジュニア勢はなし、というのは(正直大変残念ですがーーー!)まだわかるんだけど、麻央さんや璃士くんは呼んでくれてもよかったのではー。
って贅沢ばかりですね!すみません!言ってみただけです。
素敵なイベントを本当にありがとうございます。
来年も開催よろしくお願いいたします。
そして新シーズン、選手たちが元気で、素敵な演技がいっぱいできますように。
Dreams on Ice 2026 観戦メモ(1)
競技じゃないけど、競技プロなので観戦メモにしとこう。
初日と千穐楽に行ってきました。途中ゆっくり記憶を反芻する暇がなかったので、観た3回分(配信含む)がごっちゃになっている。
女子シングル第1グループ
1 岡田芽依 【SP】 Hernando's Hideaway/Milonga de Mis Amores
彼女含め、ジュニアもシニアも女子は麻央さん亜美さんの3A以外、ほとんど転倒がない。みんなエレメンツの基礎はできていて、新プロとは思えない完成度。
岡田芽依さんは、今のジュニア、いやシニアまで含めても、大人っぽい顔立ちだよね。パーツがしっかりしていてメイク映えする。こういう曲、そして赤黒衣装はすごく似合うと思う。ものにしたら、強い武器になりそう。
一方でジュニアらしいあどけなさも残るバランスが魅力的。こういうの今の年齢ならではなんだよね。
2 岡万佑子 【SP】ドン·キホーテ
バレエっぽい所作がしっかり決まっていて、そうかー万佑子さんはバレエやっててバレエプロが得意なのかな!と思ったらインタビューでバレエプロ「初めてです」って言ってて驚愕!笑
私はバレエのドン・キホーテを観てないので、ドン・キホーテというよりかのザギトワ選手を思い出したり。
チュチュ衣装、かわいい。もともと長身に見えていたのが、いっそうスカートが横に広がって足が長く見える…もはや視覚マジック。ジュニアらしい溌溂とした印象だけど、やってるエレメンツはすごい難しそうなのがいっぱい。今期も活躍しそう!
3 島田麻央 【SP】Between Two Worlds
3Aが不調そうだけど、それでも本番では必ず挑んでくる麻央さま。ついにシニアデビュー!選んだ曲は、神秘的でファンタジックなボーカルで昨年の「MADOKARA MIERU」とちょっと雰囲気が似ている?得意な曲調で、シニアでも上位入賞を手堅く狙っていこうとしているのかな。
各エレメンツのクオリティはもともと、ジュニア時代からシニア並みというかそれ以上なので、すごく変な言い方になってしまうのだけど、昨年からすごすぎて差がそこまでわからないという…笑
けど、これから回を重ねるごとに、印象が鮮やかになってくのかも。
まだ未公開のFS、特にコレオスピンがすごそうなので期待してます!
男子シングル:第1グループ
1 蛯原大弥 【FS】映画「マトリックス」より
新フリーは映画音楽にしたいとインタビュー読んだ時「マトリックスやらないかなー!」と思ってたので、DOI初回オープニングでグリーンのキラキラつき衣装で出てきたとき本当に嬉しかった!衣装素敵。ちゃんとネオっぽいオールバックもいい!メディアの写真でしっかり写ってたグローブがすごいクオリティ。
昨シーズン終わりの方では怪我があると聞いてたけど、ジャンプは普通ーに4Tまで入れてる!笑 あと3A苦戦してなかったっけ?何事もなかったかのようにオイラーつきまで跳んでる?この時期にしてはなかなかの精度。
アクション映画の曲でのニースライドは説得力があって大好きです。蛯原くんJGPSデビューのM:I(こちらのニースラも良かった)を思い出して、お、大人になったな…と勝手に遠縁の親戚モードになり感慨深いです。
振付は岩本英嗣さんかな?後半、ラストに向けて曲に緊張感が走るところで、美しい3Lz3Tが来るのがアツい!そして最後のスピンでクライマックス、側転は演出的に入れたいのすごいわかるーーー!が、体力的に大変そうーーー!がんばれ。
個人的には、マトリックスならアップワード姿勢の見せ場とかも見てみたい…
と勝手な夢はおいといても、まだこれからいろいろ変わるかも?進化が楽しみなプログラムです。
2 西野太翔 【SP】ラプソディーインブルー
選曲は得意なジャンルを持ってきた印象。ジュニア上位争い正念場だもんなー。
えーとジュニアのSP、4回転入れていいんだっけ?と思ったけど、全日本で入れるもんね!!!観客がいる前でクワド入れて滑る機会ってないもんなあ。
…なんて初日はチャレンジさすがだなーと観てましたが、千穐楽シニア構成で全部降りちゃったよ!会心の出来!(もはや笑)観客煽りも最初より板についてる。
元々だけど、ボディームーブメントがしっかりしてて、この時期にして見せたいポーズが明確なのすごい。
この回採点してたら、シニア合わせてもトップレベルだったかも?観客もスタオベでした。
3 中田璃士 【SP】Alive (feat. Pangea & DEGO)
新プロ、新鮮さはあるけど、テイストに既視感がある…?と思ったら宇野くんのグレスピか!!!メディア記事読んだところ、グレスピっぽさは本人の希望なのね。振付シェイリーン。
衣装、最初シンプルだなと思ったけど、演技始まると華があるからちょうど良くなる!計算されている…
高難度ジャンプが多いのもあり、ところどころ粗いものの基礎能力が本当に高い。観客盛り上げるのも上手い。6錬ではSPに入れてないガンガンジャンプ跳んでて、映像に残してくれー!といいたくなるー。
今季からシニアだけど、昨シーズンジュニアでお互いを高め合っていた3人が同じグループで滑ってくれて嬉しかったな。
#公式練習、第一グループも見たかった!
ゲストスケーター
1 神宮アイスメッセンジャーズ【FS】Twisters
シンクロ、競技会をちゃんと観たことないのだけど、少なくとも今回彼女らは直前練習してないんだよね。氷上からしばらく離れた後、いきなり滑るのってすごくない?人数多いから、一度に練習となると難しそうではあるけれど…。
揃って滑ってるだけじゃなく、アクロバティックな技もたくさんですごいな…といつも見ている。今回結構前の方の席だったので、全体を追うのは難しかったんだけど、3~4グループに分かれてる時って、近くに来たグループを鑑賞すればいいってことなのかな?
アイスダンス
1 櫛田育良/島田高志郎 【RD】 And The Waltz Goes On/Libertango
いくこう、氷上に現れるだけで場の空気が変わる。2人が踊り始めると物語が始まる。天性の何かがあるよね、あのオーラ。
2人のスケートは前見た時よりぐっとシンクロしてる。優雅なワルツも素敵だけど、リベルタンゴが一層良い!
アイスダンスのエレメンツはいろいろ課題もあるのだろうけれど(詳しくはわからず)ロングリフトは育良さんの高身長もあり迫力があった。二人が滑っていると見惚れているうちに終わってしまう。今後もっと素敵になっちゃうのかと思うと末恐ろしい。
2 吉田唄菜/森田真沙也【RD】 Dance Mascabre/Carnival Chant Bateria
死の舞踏からのカーニバル???と聞いた時は正直どうなるのか?よくわからなかったけど、意外と曲の変わり目に違和感がなく不思議。死の舞踏はなるほどちょっとスタイリッシュなワルツだ。からのサンバ!スピード感を保ちつつしっかり揃っていてあっという間。
衣装は仮なのかな?シックな黒なので、死の舞踏には合うけど、サンバには物足りないような?
ファンミーティングで森田君が「まだまだ全然これから」と言ってたので、仕上がってくのが楽しみ。
千穐楽だったかな、育良ちゃんが見守ってましたね。終わった直後だけど見に来たんだな。初日、東ブロックからは友野君もアイスダンスをじっくり観てました(他にもいたかも)。
…というか全般的に、みんなかなり見に来てたね。男子の最後、駿君の時も男子がほとんどみんないて、フィナーレあるのに大丈夫なのか?と思ったら、フィナーレの入りが近くだった。
(続く)
「The MELT - Cross of Roots -」
「TheMELT - Cross of Roots - 」最終日 14:30公演を観てきました。
The MELT -Cross of Roots-は、
異なるルーツを持つ表現者たちの
個性が出逢い、交差し、
身体が、歌声が、
共鳴しながらひとつの波動となって、
新しい熱を生むアイスショー。
1公演しか観ないので、いろいろ予習。
LUXEの「黒い鷲」録画を発掘して復習していった。
いきなり余談だけど、内容は結構忘れていたので初見かのように楽しめた。
荒川静香様の食中花が恐ろしく美しく。吉野君が今見るとちょっと若々しくて配役的にぴったりだった。
LUXEの「黒い鷲」は、今見ると、かなだいはもちろん素敵だけど、どちらかというと平原綾香の歌い手としての凄みの方が印象的だった。ジュピターしか知らない方も多いかと思うけど、機会があったら触れてほしいなと思う。
そして今回、The MELTの「黒い鷲」。
かなだい二人が重ねてきた経験が凝縮された、一瞬、一瞬が胸を打つ演技でした。
アイスダンスのリフトがこんなにもドラマチックに、説得力を持った表現になるのだな。
LUXEの時よりリンクが広い?(確認してないので違うかもー)
あーや生歌唱の迫力含め、極上のものを見せてもらいました。終演後、夜公演追いチケの列もそりゃあ伸びる。
友野くん、オープニング(の前?)のコンパルソリーからおぉぉーって観てましたが、以前にもまして滑り方が大ちゃんの影響を受けているような気がする?滑走屋から一緒の時間が長いせい?
蜂もHAMOも和太鼓も、弾けるような元気いっぱいの演技。演出側が良さをわかって使ってくれてて、それに存分に応える演技だったんじゃないかな。
久しぶりにアイスショーで観ましたが、スケート加速時の迫力が増し、緩急が一層上手くなったような感じがする。
なお、HAMOは今回のメンバーも素敵でしたが、イマジナリー高志郎が個人的には見えました!笑
友野君がまっすーのファンに見つけてもらえてるのも嬉しい、というか
「親しみやすい外見で、初心者にわかりやすいアピール力を持ってるけど、結構ベテランで積んできた技術力がそのベースにある」
という共通項からして「なぜ前回の氷艶で共演できなかったのか勿体ないー!」って感じだったので本当に良かった。
(前回五輪シーズンだったので競技優先は必然であり、むしろ優先しなかったら「なんでだよー!」ってなっていたことは念のため申し添えておきます)
そして今回私はまっすー公演見られなかったので、またお願いしたい!
やることは知ってたけど、予想以上に感動してしまったのが織田くんのSTORM!
いやー当時から十分上手かったんだけども。熟練がすぎませんか…
ジャンプの安定感はいつものことながら、スクワットイーグルこんなに得意なんだっけ?とか、エレメンツのつなぎという概念ももはやないようなシームレスなムーブメントとか。風のような軽やかさの表現が本当に上手いなあと思う。
STORMがSPだったのは2010/11シーズン。GPFでSP1位獲った動画あったので置いておこう。
ジャンプの着氷、今観ても驚愕の膝の柔らかさ。そして表現面がいかに磨かれてきたかが如実にわかります。
ちなみにこのGPFはトップ6が、パトリックチャン、小塚君、大ちゃん、トマシュベルネル、フローランアモーディオとなっております。
スピン、一度目引退からの現役復帰時は苦戦してたけど、今回の高速シットのスピードえぐかったな。他のプログラムでもトリプルジャンプの安定感たるや。織田君、一体どういうことなのか…(感嘆)
そして本職がスケーターではない演者の皆様…スケーターじゃない人なんていたんだっけ?と思うくらい、皆さん当たり前に滑っていて、本当にすごい。素晴らしい歌声や演技ありがとうございました。
後、あーやの氷上アルトサックスはびっくり!
チューニングはもう冷え冷えで合わせとくやつ…?公演中は音出しもままならないし(会場は常設スケートリンクだから防音室ないよね?)、ましてや直前まで氷上で歌っているから、呼気で温めることもできない?
そこを、一発勝負で間奏吹くとか、どうなってるんだ…
書ききれないけど、PIWのメンバーを中心とした他のキャストの皆さんも本当に素敵でした!
ショー全体について。
私は、氷艶みたいにじっくり物語があるより、今回みたいな緩いテーマで繋がったショーの方が、演技に集中できて好きかもしれない。
物語があると、その内容・描写に気になるところがあったりすると、目の前の演技を追えなくなってしまうみたい。
ただ一方「溶ける」「異なるルーツを持つものたちがお互いに共鳴しながらひとつのショーをつくる」というコンセプトは、氷艶的には継続して取り組んできたことでもあり、なんというかこの作品ならではの独創性という面では少し弱いような気もする。
どちらかというと、これまでに演じてきた名演を、グレードアップした再演でお見せします!って言ってくれた方が個人的にはぐっときたかなー。
そして、この辺は主催側も悩むところで、観客的にもジレンマがあるところだけど…
キャストが多すぎる印象を受けた。
1人ずつの見せ場が短くなって、勿体ない。
…の割に、PIWメンバーが大忙し。笑
PIWファンの方々、こんなに出るって知ってたらもっと来てたのでは?
大ちゃん、あるいはかなだいにもう1曲ぐらいはやってほしかったー。
全般的にアーティストの皆さんのファンは、ちょっと物足りなかったのでは?
たとえば大野拓朗メインのコラボとか、もう少し観たかった。
公演時間を90分と短くして、1日3公演にしたのは意図としてはわかる。
観客を3ターンにすることで、チケット代を少し抑えつつ買ってもらいうる枚数を増やせるし、コアなファンがリピートしやすくなる。
横浜アリーナよりぐっと見やすい席が増えるし、そこはとてもありがたかった。
が、感覚が麻痺してるスケートファン?はともかく、チケット代まだまだ高いのでは…
アーティストのファンの方はどうなんだろう。
演目を増やすには、練習しなくてはならないし、出演者のスケジュールも、場所も押さえなくてはならない。それを賄う収益を求めるとチケット代は高くなる。
難しいよねー。
そこを考えると、プログラムの再演をもう少しうまく取り入れてほしい気はしている。
氷艶における「古典」のようなものができたら、再演の人は練習量を押さえられるし、新しいキャストが参加すれば新しさも出るし、新キャストも学びやすい。
あるいはメインテーマの楽曲を用意して、オープニングエンディングに決まったプログラムをやるとか…。
ともあれ、今後とも、素敵なショーが観られることを祈っております。
友野一希選手は結構、前代未聞だなと思う
フィギュアスケート全日本選手権が終わり、2026ミラノ・コルティナ五輪の日本代表が決まった。みんな実力ある、素敵な選手たち。期待して応援したい。
ただ、私が一番五輪で観たかった友野一希選手が選ばれなかったのはとても残念だった。
気づいたら20年以上はフィギュアスケートを緩く見続けていて、こうしたことは幾度か…というか大体毎年「○○選手も入れてほしかった!」って思っている。枠より多く好きな選手がいるので仕方がない。
とはいえ友野君は、長いこと応援していくうちに気がついたら、新シーズンのプログラムが一番楽しみな選手になっている。過去に一度演じた曲であっても。
五輪選考が終わった機会ということで振り返ってみたところ、なんか、…いろいろ前代未聞だな???と思うことがあり、ここに書くことにした。
なお長文。フィギュアスケートを普段から見る人には既知の話も多いと思います。
友野君は超エンターティナーで、ノービス・ジュニアの頃から会場を沸かせていた。
といっても彼がジュニアの頃、私はそこまでノービスやジュニアを追ってなかったので、一番古い記憶は「ムトゥ踊るマハラジャ」だと思う。
基本的に踊れるスケーターが大好きなので、この選手、早くエキシビションにガンガン出ないかな!って思った覚えがある。
ノービス~ジュニア5年目の2015年
通常、ノービスの有望選手は「全国有望新人発掘合宿」通称、野辺山合宿に呼ばれる。シニアトップで活躍している選手はほぼ参加している、いわば登竜門。これに友野君は参加していない。
ノービス時代については、こんな風に話している*1。
友野:正直言うと、そんなにまだ真剣にスケートに向き合ってなかったというか、まだそんな真剣に考えられるような歳でもなかったというか。まあでも自分はノービスの頃はすごい個性的なプログラムしてたので。
——なんかそんなイメージ(笑)
友野:なので、観客のみなさんの歓声とかすごくて、スケートリンクを独り占めできてっていうのが、たぶんうれしかったのかな。
上でも出てくるのだけど、スケート年齢的には宇野昌磨君と同世代。
「全日本ノービスに出た時に全然通用しなくて、初めて悔しいと思って」練習するようになったらしい。
2010年ノービスAで宇野君、本田太一君に続き3位に。
しかし、ジュニアに上がってからも、なかなかジュニアグランプリ選考で選ばれない。
最初のジュニアグランプリ出場は2015年。ジュニアに上がって5年目?!
日本スケート連盟から強化選手に指定されると競技活動への支援が得られるんだけど、一番下の強化Bの条件がジュニアグランプリへの出場。*3
競技活動が自費で大変な中、ジュニア=中高生の頃、将来のことを考えながら進路も考えていくことになる。今、私は自分が親の立場になって思うのだけど
「親御さん、よくぞ続けさせてくれた」
高校までで終わりにしなさいって言われててもおかしくなかった。
そして、たとえ家族が応援してくれても、めげずに練習し続けることは、簡単じゃなかったと思う。
ノービスジュニア時代になかなか結果が出なかった彼のその後の飛躍は、同様になかなか結果が出ない選手たちの希望なんじゃないかな。
予想通りエキシビションで本領を発揮、エキシ番長の名をほしいままにしていた。
ちなみに、試合より綺麗な3A降りることが多い!笑
代打の神様の異名
初ジュニアGP参戦の2015年、全日本ジュニアで2位。続く全日本選手権では振るわなかったものの、怪我で出場を辞退した山本草太君に代わって2016年世界ジュニア選手権に出場。ショートプログラム・フリースケーティングとも自己ベストを更新と活躍を見せた。
これを皮切りに…というのも変な話なのだけど、友野君は非常に多くの代替出場をしている。だからWikipediaにこんな項目がある。

こんな欄がある選手、あんまりいなくない?笑
そして全て自己ペストを更新している!?
派遣選手を決める全日本に合わせるのが得意じゃなかった、という面は否めないかもしれない。けれど、ここまで多くてしかも活躍できるのは、本来選ばれるに値する実力が合っても、すぐ上の層が厚すぎて出られなかったというのも大きいのかなと、ファンの欲目ながら思っている。
ジュニアでは、田中刑事君、日野龍樹君、宇野君、草太君、シニアに上がってからは加えて無良君、羽生結弦(!)、選考はともかく高橋大輔(!)織田信成(!)…と錚々たるメンバーと戦ってきたのは本当にすごいと思う。
先に紹介した、2010年ノービスAの結果を改めて見てみる。

宇野君は置いとくとして、能力の高い選手は他にも多かった。
(プロスケーターとして活躍中の方もいるし、「懐かしい!」って選手もいますね。渡辺君、次のインカレでジャッジらしい!)
でも強さが半端ない選手が上や同期に多いと、華やかな結果を出すことは難しい。他の選手たちは競技以外の道を選んでいった。非常に常識的な判断だと思う。
更に下から、今回の五輪代表になった鍵山佐藤三浦も上がってくる。
友野君も大学卒業で引退してしまうかもしれない。卒業が見えてきたころ、寂しくなることを覚悟していた。
大学卒業後の所属?
2021年3月に同志社大学を卒業。直後は、2018年4月1日(繰り上げ出場の世界選手権5位入賞直後)から支援を受けていたセントラルスポーツの所属に。競技を継続してくれるのは本当に嬉しかった。
しかし、2022年6月30日に期間満了。所属先は中学時代までを過ごした「上野芝スケートクラブ」になる。
上野芝スケートクラブというところはあまり聞き覚えがないな?と思ったら、
「僕が高校に入る以前、ずっと所属していたクラブです。僕がスケートを始めたリンクのクラブでもあります。ずっと、僕がやっている間は、とクラブも残してくださっていて。ですので、所属先が決まらない間は上野芝クラブでやりたいなと思っています。リンクはないけど、クラブだけは残してくれたので、しっかり恩返しできればいいなと思います」
出典:日刊スポーツ*5
出典記事には「原点回帰の思いで」とはあるんですが…
これは事実上無所属???え、競技生活続けられるの???
なかなか心配であった。
この時、支援は完全にゼロではなく、大阪・堺の長尺プレスなどを生産する泉州工機株式会社に支援を受けていたという。
スポンサー探しというのをどうやってやるのかよくは知らないんだけど、スポーツ用品メーカーとか普段からアスリート支援をやっている企業以外というのは、もう個人のツテなのだろうか。
泉州工機社のサイトからすると、普段アスリート支援をやっているような会社ではなさそうなので、温情で支援いただいていたのではないかと思う。
基本的に、大きなタイトルを獲ってないと、企業支援は難しい。担当者が気に入ってくれても、社内で説明するにはわかりやすい数字が必要なことが多い。
一ファンとしては競技で見ていたいけど、プロスケーターになった方が彼の将来のためだったりするのではないか…と勝手ながら心配だった。
女性ファッション誌にインタビュー掲載、からの…?
そんな頃、女性ファッション誌non-noにインタビューが掲載された。スケーターとして躍進したシーズンの振り返りだった。2022年4月。これ自体は、他のスケーターもあると思う。
が、この時ファッションへのこだわりがあることを知ってもらえたらしく、特別編で別記事が上がった。
趣味を生かして掲載記事を増やしてもらえたなんて、良かったね!
と思っていたら始まったのが、non-noの「連載」である。
…連載!?
彼のファッションカルチャーへの愛とボキャブラリーに驚かされた。
企画・構成担当者がいるにしても、毎回ものすごく充実した内容とボリューム。
あと結構びっくりしたのは人生相談。
たとえば「推しが好きすぎてつらい」というお悩み相談に対して…
誰かを好きになること自体はとてもいいことですよね。だからたくさん推していいし、好きな気持ちを伝えていいと思う。相手が僕ならめちゃくちゃうれしい。
ただ恋は盲目っていいますし、自分を見失ってしまうこともあると思います(笑)。
実際に有名人に対して「好きすぎてつらい」と思うほど気持ちが高まっているのは、この症状なのかな。だからまずは一旦立ち止まって、自分がなぜその人を好きなのか見つめ直す時間を作ってみてはどうでしょう? 客観的な視点をもつことはどんな場面でも大切。冷静になることで思いをコントロールできるようになって、自然と適度な距離感を保てるようになるのではないでしょうか。
(部分引用なので、全文は以下でご確認ください↓)
大学卒業して数年にしては、し、しっかりしてない…?普通に感心しながら読んでた。
もちろん競技についての近況や、他の選手とのプライベートの話も面白かった。
プログラムの制作や過程、そこに込めた思いがわかることで、実際の演技を見た時の解像度が上がる。non-noの読者として初めて友野君の名前を知り、フィギュアスケートに興味を持ってくれた方もきっと多いんじゃないだろうか。
スケートファン以外も読んでくれているのか?記事ランキングでも結構上位に。
ちなみにこのランキングの2位は
【コスメデコルテ】名品フェイスパウダーがさらにバージョンアップ。透明感肌への近道はこれ!
最近のデパコス詳しくないですが、コスデコフェイスパウダーのバージョンアップって結構でかいニュースじゃない?笑
コスメデコルテを上回った友野一希(言い過ぎです)
この連載は、2025年3月、オリンピックに向けて競技に専念するため、一時休載という形で止まっている。
んだけど、最新記事がvol.43。
ファッションと直接関係ないアスリートの連載記事でこんなに続くのおかしくない???笑
2025年12月現在、休載中にも関わらず、連載記事の紹介ページでも、まだ上の方に紹介されている。
そして友野選手の紹介ページがあるんだけど、シニアからの経歴(連載が始まったのは2022年ですが、2019年から!)、めっちゃしっかり書いてあって、連載休止中の2025-2026まで更新されている。
書き手の轟木愛美さんは女性誌のお仕事が多いようで、フィギュア報道記事とは違う雰囲気の描写が新鮮。
そして出版社オウンドメディアの記事だから、競技含め公式の素敵な写真がいっぱい!ずっとは連載を追っていなかった方も是非!
あくまで一時休載としていただいているので、今後再開されたらいいなあ…
また連載!?そしてスポンサー企業様!
そしてnon-noから半年も経たないうちに違う連載が始まる。
「スケートときどきサウナ」ということでサウナ愛が爆発している。
こちらは残念ながら最終回を迎えたが、27回!毎月コンスタントに記事が出ていた。
そして現在も支援してくださっているスポンサー企業が見つかった。SNSでもたくさんの発信、そしてキャンペーンもしてくれている。
まだ世に出ぬ写真などもたくさんあります、ぜひ次のキャンペーンもお楽しみに。
友野選手の結果は残念でしたが、
あのhalstonで魅せた世界は、たくさんの人の心に刻まれたと思います。
四大陸選手権も頑張ってー!
全日本の結果が出てからのメッセージを出してくれてる!
そして現在所属している、第一住建グループ。こちらも紆余曲折あったと聞いている。
どちらも大阪府堺市、友野君の地元の企業。以前支援してくれていた泉州工機含め、普段からアスリート支援をしている会社ではない。支援に至るまでの経緯が決して楽ではなかったろうことは想像に難くない。
雑誌メディアの連載を長く続けられたところからの推測だけど、企業担当者と真摯にコミュニケーションを取り、道を自ら切り開いてきたのだと思う。行動力と人間力がすごい。
あ、友野君以外にも契約選手はいますが、コラントッテ様も引き続きよろしくお願いします!
ところでコラントッテさんの支援アスリート一覧に、競技を引退した宇野昌磨君も引き続き掲載されてますよね。これは、プロスケーターも引き続き支援いただけるということでよろしい…?というか支援してください!
スポンサーへの感謝のあまり長くなってしまった。友野君の演技の話にちょっと移ろう。
「全然曲が助けてくれない」Halston
観客が思わず手拍子したくなるような、エンタメ性溢れる曲が得意な友野君。
2023年は新たな挑戦のシーズンだった。
演技の幅を広げるために、普段得意な曲調以外にチャレンジする、ということは、比較的よくある。ジュニア選手が大人っぽい曲調に挑戦する、といったことはよく聞く。
友野君が、信頼する振付師ミーシャ・ジーに「とびきり難しいのにしてくれ」と頼んだというのが「Halston」。
得意なものと真逆なものを、という気持ちはよくわかる。
しかしこの曲は意図を聞いてもちょっと衝撃的だった。
本当に静かなのだ。
再生ボリュームが小さいと最初の音が聞こえないぐらい…
しかしこのシーズン開幕のインタビュー*6で、彼はこう話す。
一つ一つのポジションの美しさがしっかりと出るプログラムなので、成長につながればいいな。
自分のやりたいスケートのために必要なことが今回のプログラムに詰まっていると考えているんです。
自分に足りないのが「ポジションの美しさ、スケーティングといったシンプルなもので魅せる」技術だという分析は、納得できるものだった。
とはいえ!ここまで、演技を助けてくれない曲じゃなくてもよくないか?
…とシーズン当初は思っていた。
しかしこの年の全日本選手権で、伝説の名演を見ることになった。
言葉で説明しようとしてみたけれど、どう書いても足りない気しかしない。せっかく動画があるので観ていただけたらなと思う。
静かなまま終わるこの曲の、ラストのスピンから鳴りやまない拍手は、リンクに降り注ぐ雨のようだったと語り継がれる。たまたま現地で観戦できて、雨粒の一つになれたのはこのうえない幸運だった。
いつの間に、こんなに繊細な感情を表現できる選手になっていたんだろう?
そんな驚きもあり、でも彼なら何か見せてくれそうだという予感もあった気がする。
アイスショーから見出した方向性
後から思い出したのだけど、Halstonに挑んだ2023年の春夏、友野君はアイスショーに相次いで出ていた。
5月のファンタジーオンアイス(これが初出演だった気がする)でISSAとのコラボで演じたのが「紡 -TSUMUGI-」(写真は前述のnon-noの紹介記事にあります!)。友野君がミディアムテンポのポップスで滑る姿は、少なくともソロでは初めてだったと思うんだけど、普段から経験があるかのようなこなれっぷりだった。表現力があることは知っていたけれど、やっぱり多彩なんだなと。
そして夏には宇野君がルフィを演じた「ワンピース・オン・アイス」でコーザ役に挑戦。このアイスショー自体、原作ファンがとんでもなく多い作品ということでなかなかのチャレンジだったと思うのだけど、(私の観測範囲では)ファンにも好評で、友野君のコーザも存在感を放っていた。スケートに加え、かなり「演技」を要求される役柄だったことは、様々な感情を表現する面白さを知った機会だったみたいだ。
ただ、普通なら「もっとドラマチックな曲でプログラムを作ろう!」ってなりそうなところ「スケーティングやポジションの美しさ」に意識が向いたのは、ある種冷静な自己分析があったように思う。
友野君は見た目はかなり若く見えるのと裏腹に、精神年齢が高そう?って思うことがある。いつもじゃないんだけど。
「滑走屋」と「氷艶」
Halstonが生まれたシーズンの終盤にあったのが、高橋大輔プロデュースのアイスショー、というよりプロジェクト「滑走屋」。ノンストップで75分ひと続きの公演。若手、それも現役選手が多数出演する異色の企画。
友野君は前に同じく大ちゃん主催の「アイスエクスプロージョン」に呼んでもらっていたので、接点があるのは知っていた。アイスショー初出演の現役選手もいる中、彼らを引っ張りフォローする役として、現役ではベテランに当たる友野君が起用されたのは自然なことではあった。
「滑走屋」は公演に公式映像がない。代わりに許可されていた、観客の動画投稿、あるいはドキュメントで様子を追っていた。公演自体がとてもエキサイティングなのと同時に、友野君の出番の多さに驚いた。
中でも高橋大輔と向かい合い、対峙するシーンが印象的だった。
片腕として信頼され、重要な役割を任され、出演できなくなったキャストの代役まで担う。そして競技プログラムのHalstonは、この「滑走屋」の一部となっていた。
いつのまにか大ちゃんに大分買われてるな!?
そして「氷艶 hyoen2024 -十字星のキセキ-」ではセリフや歌唱を伴う演出に挑戦していた。氷艶は氷上のショーではあるが、かなり演劇寄りの作品。群舞ではなくソロの役をもらえてるだけで結構すごいことだが、主人公が彷徨う複数の「世界」の一つをまるまる任されていた。
表現力についてフィギュアスケートファンにはある程度定評がある彼だが、本作のディレクションを握っている中には演劇関係者が多い。国際チャンピオンシップなどのメジャーなタイトルがない彼を、たとえ大ちゃんが強く推してくれたとしても、使い物にならなければ起用されなかったと思う。友野君が持っているものを異業種のプロたちに評価してもらえたのは本当に嬉しかった。
この頃友野君はアイスショーでの存在感を着実にあげていたけど、一方でこう語っている。
とりわけ、高橋大輔さんや荒川静香さんといったオリンピアンの存在を間近で感じたことで、あの舞台に立つために必要なのは、目の前の一つ一つの大会で競技者として戦い抜く力だと痛感したという。
表現することの喜びに心を揺さぶられながらも、まずは競技で結果を積み重ねる。その原点に立ち返り、オリンピックまでスケートと本気で向き合う覚悟を新たにした
出典:non-no web
ここからの2シーズン、SPフリーとも、競技での結果を求めながらも、彼ならではの世界観を深めるプログラムになっていったと思う。再演の「Halston」含め、どれも大好きなプログラム。
彼のプログラムのどこが好きかは、書き出すと誰も読まないような量になりそうなので割愛するけども、ここ近年の作品では特に、ゆったり聴き流せてしまうような淡々とした音楽を、素材は生かしたまま鮮やかに表現することが本当に上手いなと思う。映画音楽やオペラなどのような、大きな感情の起伏を表現するのとはちょっと違う、感性、センスが問われる演技は、彼の強力な武器になっている。
積み上げてきた基礎
ミラノ・コルティナ五輪代表選考がかかった今シーズン。
今期プログラムが披露されたのが、日本代表エキシビションのドリームオンアイス。既にとても期待していた新SPが見られたのはもちろん嬉しかったのだけど、一番衝撃を受けたのは、実は公式練習だった*7 。
順番に曲かけ練習を行うのだけど、その隙間の時間。友野君がコンパルソリーをやっていた。
ワンフットでフリーレッグを伸ばし、リンク全体を使う大きな円を描いて滑る。心地よいスピードと安定したポジション。
シンプルだけど極上の見ごたえだった。本来フィギュアスケートは細かいエレメンツがなくても、こんなに美しいのだなと改めて思った。
ステップシークエンスで、音楽の高まりとともに増すスピードと表現の土台。そしてジャンプの精度に関わる基礎が培われる片鱗を見ながら、彼が本当に高いところまで登ってきたのだなと実感した。
2025年シーズン、そして全日本選手権
通常シーズンよりピーキングが早く、素晴らしい演技が見られた試合もあった一方、プレッシャー故のかみ合わなさもあった。
そして全日本選手権。
男子シングルの五輪選考は、鍵山君佐藤君が大きくリードし、当落ボーダー上に友野君を含む複数の選手がいて、誰かが失敗すれば、誰かが有利になる状況。逆もまた然り。
そんな中観客は、出てくる選手を大声援で応援する。当落上のある選手のバナーを振っていた人が、ライバルにあたる選手のバナーも懸命に振る光景。フィギュアスケートという競技が好きでよかったなと思う。
友野君の赤いバナーでいっぱいになる反対側の観客席と大声援。彼が思い描く演技をしてほしいと祈るとともに、応援してくれる人たちが大勢いることに感激した。
残念ながら友野君は、オリンピック選考では正選手には選ばれず、補欠として選出された。ただ、四大陸選手権派遣選手に選出されたことで、今期プログラムがもう一度見られそうでほっとしている。
ただ、本当にギリギリあと少し、というところまで上り詰めていたんだなと思う。
以下、代表選考の詳報。
選定基準の項目で上位にいた項目もあったことから、友野君の名前も議論に上っていたのは嬉しく思う。
上記の記事、末尾。
選手自身が求めるメダル、その高みに向かっていくなかでの選択に関しては、選手自身のアプローチは間違っていないと思っている。いっぽうで、やはり今のトップは全種類の4回転を実施してくることに対して、成功の安定性を保つことが難しい。その点において、(最終選考の全日本選手権で)結果を出し切れなかった選手がいたことは、選手自身も非常に悔しい思いがあるとともに、すべての選手に持っているポテンシャルを出し切ってもらいたかった、そのうえで選考したかったという点では少し残念な選手もいた。
友野君の直後のインタビュー。
「結果にはつながらなかったですけど、成長できる素敵な4年間で、一生忘れることがないと思います」
「競技として取り組むことによって成長できることもたくさんあるし……。まだ上手くなっちゃってるなぁってぶっちゃけあるので」
「競技はちょっと分からないですけど、でもスケーターとしての自分の道は終わらないですし、友野一希というスケーターを今後、もっともっと磨いていきたいです」
ミスはあったけど、集大成として臨んだ演技を見せてもらえた。4年間、およびそれまでも、友野君の成長を見てこられて幸せだなと思う。
そして「スケーターとしての自分の道は終わらない」と表明してくれたことが嬉しい。
いつも前向きなコメントをしてくれる友野君は、周囲やファンに優しいなと思う。そういうところに、メディア連載が異例のロングランになった片鱗が現れてる気がする。
けれど、時には正直な気持ちを遠慮なくぶつけてもいいんじゃないかな。
少なくとも親しい人にはそうしてくれていたらいいな。とも思う。
来シーズン以降の進路を明言していないのは、もっともだと思う。
4年後の五輪を目指すとしたら、それは厳しい道のりになる。今回五輪内定した鍵山君、佐藤君、三浦君はまだ24~26歳。普通に考えれば現役。そして今季のジュニアトップ3人、中田璃士君、西野太翔君、蛯原大弥君も五輪に出られる年齢になってる(!4年後、どんな演技構成なんですかね…)。もちろんこれから頭角を現す若手選手もいるのだろう。かなりの覚悟が必要になる。
ただ、彼の経歴を振り返ると、普通諦めるような状況で、わずかなチャンスを必死で掴み、ここまで来ている。そして今シーズン、試合の結果以上に、明らかにスケートは上手くなっていると思う。無理とまでは言えないのでは…?みたいな気持ちが湧いてきたりも…?
ちなみに来シーズン以降、おそらく大幅ルール改定が来る。ジャンプエレメンツが6つになったりコレオスピンが必要になったり。高難度ジャンプを持ってると有利なのはそう簡単に変わらないけど、相対的に表現面の要素が重視されるなら、新ルールでの友野君を見てみたいような。
一方で。普通は「オリンピック出場」「世界選手権表彰台」のような肩書がないと起用してもらえないようなアイスショーや舞台(?)にも、友野君なら呼ばれそう、と思える実績がある。私は「オリンピックで、普段フィギュアスケートを観ない人にも知ってほしい」と思っていたけど、他のやり方で、彼はフィールドをどんどん広げていけるのかもしれない。
あるいは、1年ずつ成長をただ楽しみながら進むのもよい。
アイスショーに出られるだけ出てみる年があってもよいかもしれない。一つのアイスショー経験からどれだけ貪欲に学べるスケーターかは、もうわかっている。
どんな進路でも、友野君を応援したい。
友野君いつも素敵な演技をありがとう。
願わくば、友野君が一番、本心から望んでいる道に辿り着けますように。
まずは年明けすぐの四大陸選手権で、元気に実力を発揮できますように。
これからも、楽しみにしています。
*1: 【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】友野一希選手<エピソード1> | フィギュアスケートのコラム | J SPORTSコラム&ニュース
*2: |Japan Skating Federation Official Results & Data Site|
*3:基準の詳細は明示されていないけど、近年の傾向等から。もし公式に公開されているようでしたらそっと教えてください!
*4: |Japan Skating Federation Official Results & Data Site|
*5:【フィギュア】友野一希「トップの選手と言ってもらえるように」新プログラムで壁ぶち破る - フィギュア : 日刊スポーツ
*6: 友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.23「2023-24シーズン開幕インタビュー」<フィギュアスケート男子> | 連載| non-no web
*7:アイスクリスタル会員が抽選で入れました
TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40TH CELEBRATION- (と、少し森見登美彦)
TM NETWORK tribute、久しぶりにフィジカル媒体を購入。どの曲も、作り手演者の愛を感じた。
以下にいろいろ同意だった。
TM NETWORKの40周年トリビュートアルバムのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
特にMaria Club。プロモーションのダイジェスト音源からは、ハッちゃけてそう!って印象で、フルで聴いた最初は、ヒャダインもっとトンチキでも良かったのでは?→後半でTM原曲聴くと改めて良い→これは壊しすぎずスマートなのがやはり正解かも→愛ゆえの逡巡が伺える。
CAPSULEのSelf Controlは原曲濃いめに振り切ってて潔い。
B'zや西川貴教は完全に自分たちの曲として消化してて潔い。それぞれのライブでもやってほしい笑
いろんなリスペクトの形がある。
中でもくるりのSTILL LOVE HERが素晴らしくて。好きな曲がいっそう好きになった。
この曲はCAROLの流れで聴いていたので、あの物語のエンディングというかエピローグとして捉えていて、セピア色のロンドンの街並みを「二階建てのバスが追い越していく」イメージだった。くるりが作ると知った時、岸田Voがハマるのはもう脳内で検証完了していたのでめっちゃ楽しみだったのだけど、想像以上に良かった。
そういえばこの歌って歌詞には特にロンドンって出てこないんだなと気づき、くるり版を聴いていると、浮かぶ光景は日本のような気がしてくる。でも全然違和感がない。不思議!
何か既視感がある…?と引っかかって、わかった。
「シャーロック・ホームズの凱旋」(森見登美彦)の舞台「ヴィクトリア朝京都」だ!
この作品、シャーロック・ホームズの登場人物たちが普通に京都で暮らしていて、鴨川沿いにビッグベンがありホームズは寺町通221Bに住んでいるという不思議な世界が描かれている。
登場人物は基本的に欧米の名前のままなんだけど、読んでいるうちに馴染んできて、原作とは違う風情が楽しめる。
異世界が出てくるファンタジーというところもCAROLみがあったり。
TM tribute、一番ハードルが高かったのを圧倒的に超えてくれたのはラストのELECTRIC PROPHETでした。クラムボンmitoによる満島ひかりVo、シアトリカル…というか映画一本見せてもらったような満足感。
感想を書こうと思ったけど言葉にならない。とにかくありがとう。
話が逸れるんだけど、そういえば昔CAROL公演を生で観たなあ、とwikipedia読んでたら、「当時サポートギタリストの松本孝弘が悪役を演じていた」という情報が!
1ミリも覚えてない!もったいない!笑
たまアリ/さいたまスーパーアリーナ フィギュア観戦メモ2(座席、トイレ、防寒)
間が空きましたが前回のつづきです。引き続き競技内容には触れず観戦ノウハウのメモ。
座席
さいたまスーパーアリーナの座席は、公式サイトのイベントスケジュールページから会場タイプがわかり、客席確認・案内から座席表を調べることができる。今回の場合会場タイプはメインアリーナモード、ステージ位置未定・非公表。マップの左側がジャッジ側だった。
慣れてない人(や、私のように間が空いてて覚えてナイ人)は、事前に場所をチェックしたほうがよい。もちろん会場でスタッフに聞けば教えてくれるけど、混んでるとそれも面倒なことが多くて。
チケットには近い扉が二つ表示されるけど、座る時には既に座っている人の前を通らなくちゃならないので、実際には席まで近い通路から入る必要があります。
トイレ
フロアマップには、トイレの場所はざっくりしか載ってない。
200レベルだと、マップの下側の通路はトイレマークが1個しかないけど、実際は付近に3箇所ぐらいあった。客層に合わせて男子トイレをいくつか女子トイレに切り替えているけど、普段男子トイレの場合個室が少ないので注意。10個以上のところと数個のところがある。個室数は張り紙で表示してある。
席の近くのトイレをあらかじめ見て、個数を確認しておいたほうがよい。その上で実際使うとき、列の長さと合わせてどこが早そうか判断する。個人的には、迷ったら個数が多い方にする方が列が進むのでストレスが少ないけど、いちいち進むの面倒なら個数が少なく短い列もアリかも。
ちなみに今回2日行ったけど、1日目は平日、2日目は休日だった。1日目はまだ空席もあり空いてたので、マップの上側のスタンド席は多分一般販売されてなくて関係者が利用してた。こういう時はそもそもトイレもそこまで並ばないけど、より空いている方がよければ、マップ上側のトイレを狙った方がよいのかも?ただし結局りようできるトイレ数が制限されているのかもしれない。
持ち物
- 現金、スマホ、チケット(電子チケットならアプリのバージョンアップがあればしておく)
- バナー類(後述)
- 競技スケジュール(会場で配られることもあるが、出くわさないこともある。スマホでも見られるけど、スマホで演技構成とか得点詳細とか見たいので、個人的にはスケジュールが紙があった方が便利)
- (パイプ椅子の場合)折り畳みシート
- 防寒グッズ(後述)
- 食べ物飲み物(後述)
- A4サイズが曲げずに入る大きめバッグ(大会プログラムが大抵A4)
- 貴重品用のバッグ(離席時にこっちだけ持って出る)
- 貴重品用のバッグがショルダーじゃないときは、スマホショルダー(後述)
- その他、普段の携行品
バナー類
出場選手のバナータオル、国旗、紙バナーなど。布のものはできれば、上部裏側に手首が入るサイズのゴムか紐をつけたい。どっちが表か、どっちが上かがすぐわかるから。
あと、演技後、各方向に選手がお辞儀をするのだけど(ジャッジ側、その反対側まではみんなしてくれるが、左右は選手による)自分の方に向いてくれた時はバナーを振り、他の方を向いているときは拍手をしたいのである。
紙バナーも、上部はすぐわかるようにしておいた方がよい。
競技スケジュールを確認して、休憩時間のうちに出しやすくしておく。
振るタイミング。
選手がリンクに入って紹介される時は、2023年開催では場内は暗くなりスポットライトの照明で、観客席はあまり見えない。…かと思ったら、多分ミスなんだけど女子最終Gだったか、突然明るいまま始まって、慌ててバナー振った。笑
直前練習が始まると、間もなく選手紹介のアナウンスがあるので、入場時にもう持ってたらいいんだろうな。
振るのは目の高さ、隣の人に迷惑をかけないよう注意。特にバナータオルは端を持つと結構横に長い。
スマホショルダー
選手紹介時にジャンプの予定構成、競技中、モニターに大まかな得点や順位は出るけれど、
- 表示が消えたあと確認したい
- 演技前、今期の最高得点を確認したい
- 演技後、予定していた点数が取れたのか知りたい
→エラーや回転不足を取られてそうかわかる - SP時、フリーに進めそうなのかボーダーあたりの順位の選手や得点を知りたい
など、競技の合間にスマホを見ることはよくある。
が、手で持っていると、バナー振ったり演技後拍手するのに邪魔になる。特にスタオベ時、バッグにスマホをしまってから経つのはとても面倒。
というところから、スマホ自体にショルダーがあるか、競技中も肩から下げておけるショルダーバッグにしておくと便利。
防寒グッズ
さいたまスーパーアリーナは、常設リンクじゃないのでそんなに寒くない。けど、寒いこともある。
以下、冷え性アラフィフ女性、サンプル数1の例です。
今回は2日行って両方ショートサイド。
1日目はS席1桁台の列。到着直後は全然寒くなかったんだけど、競技が始まってしばらくすると、うっすら冷気を感じる…
コートはいらないけど、上着は必要。もう少し言うと、風をブロックできるのが望ましい。襟元がVネックとか空いているなら、マフラーやストールがほしくなる感じ。
この日は外が暖かく、起毛のボトムはやめて正解だったけど、薄手ボトムだと何かしらひざ掛けはあった方が快適。風がブロックできれば厚手の必要はなくて、ガーゼストールを広げたもので大丈夫だった。
下半身が冷えるとトイレが近くなるので、腰にはカイロ入れてました。これはなくても大丈夫だったと思うけど、お守りに近いかも。
2日目はS席、10番台後半。ショートサイドではかなり後ろの席。出入りは楽だった。
後ろの方だから寒くないだろうな、と思ったけど、エアコンの風向きなのか?下半身は冷えないんだけど、上半身がなんとなく寒い。
ひざ掛けは、バナータオルがあるとなくても大丈夫な感じ。
この日は外が雨で寒く、コートは必要でした。会場内でちょうどよい上着は雨だと心もとなかったので、行き来はウルトラライトダウンにして、会場内では畳んでた。
まとめると。
- 寒暖は席による&行かないとわからない。
- 薄手の重ね着で、調節できるのがベター
- 緩い風をブロックできるよう、襟元まである上着、薄くていいから足首まで届くひざ掛けが重宝
- 行き来の服装との兼ね合いに注意。ロングコートは中で不要だと結構邪魔
といったところか。
ひざ掛けのスタオベ対策
なお、ひざ掛け使ってるとスタオベ時に邪魔になったりするんですよね。一度後ろの椅子においたり、足元のバッグに載せたりしてると、神演技続きでスタオベしまくりになると煩わしい。
工夫としては、
- ボトムのお腹のところにひざ掛けの端を入れちゃう
小さめのひざ掛けでも出来て便利。ワンピース着てこないようにだけ気をつければ。 - 大判のものを巻いちゃう
会場が寒いときは暖も取れて便利。トイレ時は着脱に注意
余談、常設リンクでの防寒
たまアリの話じゃないけどついでに。
常設リンクは、かなり寒いので注意が必要です。以下例。
- ダウンコート
- ボトムは起毛のパンツと足首が隠れるブーツがベター。屋外が暑い場合は、デニム+スニーカーなど足の甲まではある靴+会場で起毛のレッグウォーマー
- キルティングの巻きスカート
- 腰と足先にカイロ
- うなじや耳が寒い場合用にストール
- 演技が始まるまでは手袋、始まったら拍手したいので外し、ダウンコートのポケットで暖を取る
経験値そんなにないので、これが最適解かはまだわからないが、とりあえず荷物が増えがちなので注意。
以上、次回向けメモでした。誰かの参考にもなれば幸いです。
